消え失せた密画 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
デンマークの都コペンハーゲンで時価六十万クローネの高価な密画が巧妙な盗難にかかった。好人物の肉屋の親方キュルツが、ふとしたことから大犯罪の渦中にまきこまれ、猪突猛進の大活躍がはじまった。作者ケストナーが、ユーモア犯罪小説と銘うった、まるであと味のよいブドウ酒のようにしゃれた香りと余韻を残す、ミステリの逸品である。
森の小道・二人の姉妹 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
精緻な自然描写で彩られたシュティフター(1805-1868)の作品世界は,どこまでもつつましく静謐で,心に深くしみわたるような感銘を読者にあたえずにはいないだろう.「習作集」と名づけられた中・短篇群の中から,大人のためのメルヒェンといった趣をもつ「森の小道」と本邦初訳の「二人の姉妹」の2篇を収録.
内容(「BOOK」データベースより)
つつましやかで静謐な、シュティフターの作品世界は、その精緻な自然描写と相俟って、読者の心に深い感銘を残すにちがいない。「習作集」の中から、夢見心地を誘う、心温まる佳編「森の小道」と本邦初訳の「二人の姉妹」の二篇を収録。
ちいさなちいさな王様 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ドイツのベストセラー小説
どうやら王様の世界では子ども時代が人生の終わりにあるらしい。僕らのところとは違って……。
おまえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。それに、幼いうちは、おまえたちは、知っていることが少ないかわりに、想像の世界がやたら大きいだろう。どうしてランプに明かりがつくのか、テレビの画面に映像がうつるのか、理屈がわからないから、想像しなくてはならなかった。
内容(「BOOK」データベースより)
ある日、ふらりと僕の部屋にあらわれた、僕の人差し指サイズの気まぐれな小さな王様。
大力ワーニャの冒険 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ロシアの昔ばなしを題材に、《なまけの》ワーニャがふしぎな力を身につけ、空とぶけもの、魔女ババヤガーなどと次々に戦って皇帝になるまでの英雄物語。
内容(「MARC」データベースより)
なまけ者のワーニャが森で出会った老人から、皇帝になると予言され、旅に出た。かずかずの難関をのりこえ、やがて皇帝になるまでを描く。ロシアの昔話を題材にした痛快な冒険物語。73年学研刊「大力のワーニャ」の新装版。
点子ちゃんとアントン (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
お金持ちの両親の目を盗んで,夜おそく街角でマッチ売りをするおちゃめな点子ちゃんと,おかあさん思いの貧しいアントン少年.それぞれ悩みをかかえながら,大人たちと鋭く対決します―つぎつぎと思いがけない展開で,ケストナーがすべての人たちをあたたかく描きながらユーモラスに人生を語る物語.
内容(「BOOK」データベースより)
お金持ちの両親にかくれて、夜おそく街角でマッチ売りをするおちゃめな点子ちゃんと、母親思いの貧しいアントン少年との友情物語。つぎつぎと思いがけない展開で、ケストナーがユーモラスに人生を語ります。小学4・5年以上。
人類の星の時間 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
ゲーテ、ナポレオン、ドストエフスキー、スコットなどの天才が輝きを放った、十二の世界史の運命的な瞬間を凝縮して描いた、ツヴァイク晩年の傑作。
内容(「MARC」データベースより)
ゲーテ、ナポレオン、ドストエフスキー、スコットなどの天才が、人類の歴史の中で星の如くに輝いた、運命的な瞬間を描いた12篇。ツヴァイク晩年の傑作。再刊。〈ソフトカバー〉
グリム童話―こどもと大人のためのメルヘン (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
百年以上もの間、世界中のこどもや大人たちに読みつがれているグリム童話。そんな物語のほんとうのおもしろさを伝える一冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
大人とこどもがどうしても読んでおきたい、世界でもっとも愛されているメルヘン。この本には、読んでおきたいグリム童話のなかから十三編をえらんで、大人もこどもも読めるように書き改めました。
完訳グリム童話集〈2〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
グリムのメルヘンとはそもそもどんなお話だったのか。子ども向きの楽しい童話なのか、それとも残酷で怖い昔話なのか。日本では早くから様々な版で紹介され様々な議論が入り乱れていたが、本書は、グリム研究の第一人者が満を持して発表した決定版。世界のグリム学者の議論を踏まえ、新たに訳しおろされた本格派。第2巻は「灰かぶり」「赤ずきん」「ブレーメンの音楽隊」ほか27篇。カラー図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グリム,ヤーコップ
1785‐1863。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。言語学者。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する
グリム,ヴィルヘルム
1786‐1859。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。文芸学者。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する
野村 〓
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ちいさなちいさな王様 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ドイツのベストセラー小説
どうやら王様の世界では子ども時代が人生の終わりにあるらしい。僕らのところとは違って……。
おまえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。それに、幼いうちは、おまえたちは、知っていることが少ないかわりに、想像の世界がやたら大きいだろう。どうしてランプに明かりがつくのか、テレビの画面に映像がうつるのか、理屈がわからないから、想像しなくてはならなかった。
内容(「BOOK」データベースより)
ある日、ふらりと僕の部屋にあらわれた、僕の人差し指サイズの気まぐれな小さな王様。
ガラス玉演戯 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
純粋なる学問を追求する中欧の独立国家「カスタリーエン」の音楽名人によって、類いまれなる学問の天分を見出されたクネヒト。カスタリーエンの人となった彼は、様々な思想に磨かれながら、彼の地に伝わる「ガラス玉演戯」の奥義を極め、若くして、演戯名人の座を極める。しかし戦争や経済環境の激変などの余波は、聖地カスタリーエンにも影響を及ぼし始める。そして、ある日、クネヒトは重大な決意を実行に移す…。ヘッセのノーベル文学賞受賞作。
内容(「MARC」データベースより)
純粋なる学問を追求する中欧の独立国家「カスタリーエン」の音楽名人により才能を見出されたクネヒト。若くして演戯名人の座を極めるが、戦争や経済環境の激変などの余波は聖地にも影響を及ぼし始める…。再刊。