アルクトゥルス事件―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈329〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ローダンは太陽系艦隊旗艦「マルコ・ポーロ」で銀河イーストサイドにおもむいた。“科学者”の惑星コペルニクスに潜入したUSO大尉モッチャーが指定した会合場所をめざす。やがて出現した科学者船「ドロ」は、そこにいたラール人のSVE艦のエネルギー・カバーを無力化させた!人類は、これまで破壊が困難だったラール人のSVE艦に対抗できる兵器を入手したのだ。大執政官はさっそく「ドロ」を旗艦に迎えるが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
増田 久美子
国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
親和力 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
富裕な男爵エードゥアルト、エードゥアルトの友人の大尉、エードゥアルトの妻シャルロッテ、シャルロッテの姪のオッティーリエ、この四人の男女の織りなす恋愛図式。それは人倫を越えた、物質が化学反応を示して互いに牽きあう親和力に等しい。夫婦や家族の制度を破り出て人を愛するのも自然の力である。しかし、人間は自覚的な強い意志をもってそれに対抗しようとする。
シッダールタ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
一九二二年に刊行されたヘッセ中期の傑作『シッダールタ』はインドの青年シッダールタ(釈迦と同名だが別人)が生の真理をもとめて修行し、世俗の中に生き、人生の最後に悟りの境地にいたるまでを寓話的に描いた小説である。二十世紀に多くの若者に愛読された本書は新訳を得て、いまふたたび悩める現代人に読まれるべきである。
内容(「MARC」データベースより)
インドの青年シッダールタが生の真理をもとめて修行し、世俗の中に生き、人生の最後に悟りの境地にいたるまでを寓話的に描く。「人は何のために生きるか」、永遠の謎に答えるヘッセの傑作小説、新訳版。
ゾマーさんのこと (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
南ドイツの湖畔の村、少年の日々の節目毎に、なぜかいつも出会う謎の人、ゾマーさん、絵と文が語りかける、最高のギフトブック
内容(「BOOK」データベースより)
どこへ行くのだろう?黙って、いつも、ゾマーさんは歩いている。
若い兵士のとき (改版) (文庫)
内容(「MARC」データベースより)
17歳で志願し入隊してから20歳で敗戦をむかえるまで、ナチ政権下のドイツで実際に体験した戦争のなまなましい姿。「あのころはフリードリヒがいた」「ぼくたちもそこにいた」に続く、3部作の完結編。1995年刊の新版。
変身 他一篇 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ある朝目ざめると青年ザムザは自分が1匹のばかでかい毒虫に変っていることに気づいた。以下、虫けらに変身したザムザの生活過程がきわめて即物的に描かれる。カフカ(1883‐1924)は異様な設定をもつこの物語で、自己疎外に苦しむ現代の人間の孤独な姿を形象化したといえよう。20世紀の実存主義文学の先がけとなった作品である。
トニオ・クレエゲル (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
文学を,そして音楽を愛し,美への限りない憧れを抱くトニオ.そのあまりにも細やかな感性は,一少女との恋愛にも堪えられぬものだった.永い放浪の末,文名はあがるが,芸術と生活の葛藤はいっそう強く彼をとらえる.この小説はマン(1875-1955)の若き日の自画像であり,青春の喜び悩み悲しみを,美しく奏でた青年の歌である.
内容(「BOOK」データベースより)
「最も多く愛する者は、常に敗者であり、常に悩まねばならぬ」―文学、そして芸術への限りないあこがれを抱く一方で、世間と打ち解けている人びとへの羨望を断ち切ることができないトニオ。この作品はマン(1875‐1955)の若き日の自画像であり、ほろ苦い味わいを湛えた“青春の書”である。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (単行本)
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冒険ファンタジー『はてしない物語』の著者であるミヒャエル・エンデが贈る、時間どろぼうと風変わりな女の子の物語である。文章のみならず、モノクロの挿絵までもエンデ自身が手がけた本書は、1974年にドイツ児童文学賞を受賞。小学5、6年生以上から大人まで幅広い年代の人たちが楽しめる、空想力に富んだ小説だ。 円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。 本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。(砂塚洋美)
出版社/著者からの内容紹介
「時間」の真の意味を問う,ドイツの作家ミヒャエル・エンデ(1929-95)の人気ファンタジー『モモ』.しゃれた造本で,やや大人向きの美しいスペシャル・エディションをお届けします.
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
グリムの昔話〈2〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「赤ずきん」「白雪姫」「金のガチョウ」「腕のいい狩人」「おいしいおかゆ」など、よく知られたお話から珍しいお話まで、ぜんぶで三四編の昔話を収めています。昔話の語り口を生かした、わかりやすくて生き生きとした日本語が、美しい格調あるさし絵と共に、グリムの世界を見事に再現します。小学校中級以上。
内容(「MARC」データベースより)
スイスの版画家・絵本画家のホフマンが101の話を選び、4色の見事なさし絵をつけたグリムの昔話。第2巻は「赤ずきん」「白雪姫」「金のガチョウ」など34編を収録。再刊。
大執政官の死―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈320〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ローダンを支配しようとしたアンティのシャルコル=マク一味を潰滅させ、大執政官の健康問題は解決されたかに思われた。だが、釈然としないアトランはUSOに秘密工作を命じる。一方、インペリウム=アルファではブリーの記憶が消されるなど、奇怪な現象が続発していた。正体不明の敵が暗躍しているのだ。アトランとフェルマー・ロイド、ジェフリー・ワリンジャーは、なかなか姿を現さない敵を見つけだそうとするが。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
林 啓子
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒、商社勤務、通訳・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)