子どもに語るグリムの昔話〈2〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
原文に忠実な翻訳で、素朴で骨太なグリムの魅力を伝えます。白雪ひめ・かえるの王さま・雪白とばら紅・かしこいグレーテル・六人男、世界をのし歩くなど11編。
はてしない物語 (下) (単行本(ソフトカバー))
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いじめられっ子の少年が、不思議な本の世界に入り込んで、数々の冒険を繰り広げる傑作ファンタジー。著者のミヒャエル・エンデ(1929-1995)は、児童文学という枠を越え、作品を通じて現代社会に対するさまざまな警鐘を鳴らし続けた、ドイツを代表する作家である。1979年に発表された本書は、『モモ』 『鏡のなかの鏡』とならぶエンデの代表作として名高い作品だ。 デブでチビの少年バスチアンは、古書店で目にした1冊の本に目を奪われ、たちまちその世界に魅了されてしまう。ファンタージエンという国を舞台にしたその物語では、女王「幼ごころの君」が病に倒れ、何もかも飲み込んでしまう「虚無」が王国を滅ぼそうとしていた。女王の特命を受けた主人公アトレーユは、その危機を救うべく探索の旅に出る。しかし、アトレーユの冒険の中には、読み手であるバスチアン自身の話までもが書かれていた。 幸いの竜フッフールをはじめとするユニークな怪物たち、古今東西の名作をモチーフにした挿話。そして、随所に挿入される「けれどもこれは別の物語…」という意味深長なキーワード。エンデの遊び心が存分に散りばめられた物語からは、世代を問わず誰もが、何度読み返しても、新たな発見を見つけ出すことができる。なぜなら、「幼ごころの君」が象徴するように、本書を通じてエンデが語りかけるのは、すべての人の心にある「永遠の子ども」に対してだからだ。本書にはまさに、果てのない物語が幾重にも広がっているのである。(中島正敏)
出版社/著者からの内容紹介
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない.その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ,この国の滅亡と再生を体験する.
ふたりきりの戦争 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
第二次世界大戦末期のドイツ。戦争に行った兄は捕虜に、ナチスに反抗した父は捕らえられ、母は空襲で行方不明。ひとりぼっちになった十四歳のエンヒェンは農家に預けられ、その村で、占領地から強制的に連れてこられたロシア人労働者の若者たちと出会う。ドイツの敗色が濃くなってきたある日、男性の外国人労働者が村から連行されることを知ったエンヒェンは、ロシア人の少年セルゲイを逃がそうと決意、そのまま、ともに逃亡してしまう。人目を避けながら、セルゲイの故郷ロシアをめざして歩く二人。人々の裏切り、善意、おびえ、軍人たちの自決、押し寄せる難民―東へむかう二人が見たものは、戦争の中でむき出しになった人間の姿だった。飢えと疲労にさいなまれた二人も、生きのびるために、手段を選ばなくなってゆく。そして村を出て六十二日、ついに二人が出会ったのは…。
内容(「MARC」データベースより)
逃亡したロシア人少年とドイツ人少女が歩きつづけた戦下の62日間。それはふたりにとって、もうひとつの戦争だった…。極限状態の中で、国や状況を超えて2人の若者のあいだに芽生えた友情を描く、感動の一冊。
ノーチラス号の冒険 第1巻 忘れられた島 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
マイクはインド人の父とイギリス人の母を持つ、16歳の少年。クリスマス休暇前のある日、マイクは親友パウルの父親、ドイツ海軍のヴィンターフェルト艦長に捕らわれてしまう。ピンチを救ってくれたのは、インド人のシン。シンはマイクに、12才の時に死んだ父親の遺産がある「忘れられた島」のことを告げる。仲間と島に向かうマイクを脅威が襲う! 大国が狙う父の遺産の秘密とは? 個性豊かな人物が織りなす、友情と冒険、波乱の海洋冒険ファンタジー、出航!!
内容(「BOOK」データベースより)
ノーチラス号発進せよ!子どもから大人まで楽しめる手に汗にぎる冒険ファンタジー、ついに日本に登場。
影をなくした男 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「影をゆずってはいただけませんか?」謎の灰色服の男に乞われるままに、シュレミールは引き替えの“幸運の金袋”を受け取ったが―。大金持にはなったものの、影がないばっかりに世間の冷たい仕打ちに苦しまねばならない青年の運命をメルヘンタッチで描く。
完訳グリム童話集〈6〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
グリムのメルヘンとはそもそもどんなお話だったのか。子ども向きの楽しい童話なのか、それとも残酷で怖い昔話なのか。日本では早くから様々な版で紹介され様々な議論が入り乱れていたが、本書は、グリム研究の第一人者が満を持して発表した決定版。世界のグリム学者の議論を踏まえ、新たに訳しおろされた本格派。第6巻は「鉄のハンス」「星の銀貨」「雪白とばら紅」ほか42篇。カラー図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グリム,ヤーコップ
1785‐1863。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。言語学者。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する
グリム,ヴィルヘルム
1786‐1859。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。文芸学者。兄弟で集めた昔話をもとに、いわゆる「グリム童話」を編纂する
野村 〓
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
飛ぶ教室 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
この作品こそ、いまの大人と、そして子どもが読むにふさわしい極上の物語。何歳になっても読める=読みたくなる、大人同士、子ども同士、大人と子どものすばらしく深い友情とユーモアが、忘れかけていた温かい人間の心を呼びさます。今回の新訳は初めて大人の目線をはっきりと導入し、軽やかで明晰な話として蘇らせた。訳者・丘沢静也は、長年ケストナーに惚れぬいてきたが、ここにその果実が結晶。
内容(「BOOK」データベースより)
孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家ゼバスティアン、正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。同じ寄宿舎で生活する5人の少年が友情を育み、信頼を学び、大人たちに見守られながら成長していく感動的な物語。ドイツの国民作家ケストナーの代表作。
完訳グリム童話集〈1〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
グリムのメルヘンとはそもそもどんなお話だったのか。子ども向きの楽しい童話なのか、それとも残酷で怖い昔話なのか。日本に早くから紹介されたものだけに、様々な版が入り乱れ様々な議論があったが、本書は、グリム研究の第一人者が満を持して発表した決定版。世界のグリム学者の議論を踏まえ、新たに訳しおろされた本格派。第1巻は「蛙の王さま」「ヘンゼルとグレーテル」ほか20篇。カラー図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グリム,ヤーコップ
1785‐1863。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。「グリム童話」を編纂する。1812年に初版を出版後、次々と改訂、1857年に第七版を出版
グリム,ヴィルヘルム
1786‐1859。ドイツのヘッセン国ハーナウ生まれ。「グリム童話」を編纂する。1812年に初版を出版後、次々と改訂、1857年に第七版を出版
野村 〓@55DB@
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
トニオ・クレエゲル (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
文学を,そして音楽を愛し,美への限りない憧れを抱くトニオ.そのあまりにも細やかな感性は,一少女との恋愛にも堪えられぬものだった.永い放浪の末,文名はあがるが,芸術と生活の葛藤はいっそう強く彼をとらえる.この小説はマン(1875-1955)の若き日の自画像であり,青春の喜び悩み悲しみを,美しく奏でた青年の歌である.
内容(「BOOK」データベースより)
「最も多く愛する者は、常に敗者であり、常に悩まねばならぬ」―文学、そして芸術への限りないあこがれを抱く一方で、世間と打ち解けている人びとへの羨望を断ち切ることができないトニオ。この作品はマン(1875‐1955)の若き日の自画像であり、ほろ苦い味わいを湛えた“青春の書”である。
大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
やっとつかまえた大どろぼうは巧みに脱獄、しかも警官に変装してあらわれました。 対象年齢:小学中級から